ときどきA3的プリンター比較+番外編

今回は少々、趣向を変えてA3用紙対応の小型プリンターを紹介したいと思います。写真やPCで作ったイラストなどを印刷する際、たまにA3サイズで印刷してみたい事があります。でも日本のオフィスおよび住宅事情を考えると、やはり大きなプリンターは置きたくない…この様な要望に応えた製品が昨年秋頃から発売されています。

このカテゴリーの先陣を切ったのは、エプソンです。プリンター背面部に手差しトレイを配置する事により「ときどきA3対応」を実現し、そのリーズナブルな価格もあり、一時は品薄になる盛況ぶりでした。

Epson EP-976A3

女優の忽那 汐里(くつな しおり)さんが、「エイさん」=A3、「ちいサメ」=小さめのヌイグルミと共演しているCMの製品です。本題とそれますが、忽那 汐里さんは本名らしいですけど、珍しい苗字ですよね。一度思えたら忘れられないですが、憶えるのに時間を要しそう…という得しているか微妙な感じがします。

さて、そのEP-976A3の主なスペックを見ていきたいと思います。

外形(W × D × L):479 × 356 × 148 mm
基本機能:プリント、コピー、スキャン
液晶モニター:3.5型 
インターフェース:USB、有線/無線LAN
解像度:5,760 × 1,440 dpi
インクタイプ:6色独立
L判写真:スピード約13秒、約19.9円
参考価格:26,143円前後

エプソンのプリンターは、比較的ランニングコストが高いイメージがありましたが、この製品に関しては頑張った様です。またインクが6色というのも画質重視派にとっては、アピールポイントでしょう。ちなみに本体色は白のみの様です。

Brother DCP-J4215N-B/W

さて続いて紹介したいのが、BrotherのDCP-J4215N-B/Wです。再び本題からそれますが、BrotherのプリンターのCMは「あしたのジョー」のキャラクター達が出ています。こちらは、あしたのジョーシキ=常識に掛けているようです。しかし個人的な感想としては、丹下さん出てきても若い人には誰か判らないのではないでしょうか?

さて、こちらの製品も仕様を見ていきましょう。

外形(W × D × L):480 × 290 × 163 mm
基本機能:プリント、コピー、スキャン
液晶モニター:3.7型 
インターフェース:USB、有線/無線LAN
解像度:6,000 × 1,200 dpi
インクタイプ:4色独立
L判写真:スピード約14秒、約19.8円
参考価格:13,260円前後

インクは4色ですが、その価格と奥行サイズの小ささは目を見張るものがあります。現時点でのお薦め第一と言って良さそうです。それにしても、この価格は、お買い得なのではないでしょうか?ちなみにこちらの製品の本体色は、黒と白があります。

番外編〜オンデマンド印刷を利用する

ここまで、A3対応の小型プリンターをレビューしてきましたが、至急の場合や購入を控えたい方は、オンデマンド印刷サービスを利用しましょう。一例としてKinko’sでA3カラープリントする場合は、1〜200枚:単価220円(税抜き)となります。年に50枚以上印刷すると、Brotherの製品に手が届きそうなので、そのあたりが判断の分かれ目でしょう。

まとめ

さて以上、ときどきA3的なプリンターについて見てきましたが、まとめると以下のような結論になります。
・とにかく安く小さいプリンターが欲しい人は、
 → Brother DCP-J4215N-B/W がお薦めです。
・印刷のクオリティに少しこだわりたい人は、
 → Epson EP-976A3 がお薦めです。
・本当に年に数枚しか印刷しない人は、
 → Kinko’s等のサービスを利用しましょう。

なお記事を書いている時点では、某量販店とAmazonでの価格差はポイントを考慮してもほとんどありませんでしたが、気になる方は最寄りの量販店へ寄って確認してみると良いでしょう。価格が同じなら小型と言ってもかさばる物なので、送料無料ならばAmazonの方がメリット大きいと思います。

ちなみにCM的には、エプソンの方が好みですね…

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