Inkscapeを使う際、知っておいた方が良い用語を今回はまとめてみました。知らないと使えないという訳ではありませんが、憶えておいて損はないと思います。
以下、厳密には正しくないかも知れませんので、あくまでイメージを掴む為の説明と考えて下さい。
ストロークとフィル
ストローク：一般的な線に近い概念の物。
フィル：一般的な塗りつぶしに近い概念の物。
シェイプ
シェイプは一般的に言う図形に近い物と考えれば良いでしょう。Inkscapeでは、矩形、円弧、星形、らせん等のシェイプが用意されています。ドラッグ可能なハンドルと、数値パラメーターによって形状が表現されます。
ハンドル
ハンドルは図形や線の向き、形状をコントロールする点=コントロールポイント（および基準点からの引き出し線=方向線）と考えれば良いでしょう。
ノード、セグメント、パス
ノードは点で、2つ以上のノードがセグメントと呼ばれる線で繋がれます。ノードとセグメントで構成されたものがパスとなります。
ベジェ曲線
Inkscapeにおいて、パスは一連のペジェ曲線で表現されます。（つまりセグメントがペジェ曲線という事になります。）ペジェ曲線の基本は以下のもので構成されます。
・2つのノード
・そのノードを結ぶセグメント
・各々のノードに対応するハンドル（コントロールポイント）
・対応するノードとハンドルを結ぶ方向線
ベジェ曲線は、普通の人には馴染みがないかも知れませんが、イメージとしては、2つのノードを結ぶ直線が、ハンドルと方向線に引き付けられる様に曲げられて曲線の形状が決定されると考えれば良いでしょう。
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